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素数展 展示は終わってもブログは残る
Poor Pear's Peel によるグループ展は無事終了しました。
素数展 展示は終わってもブログは残る_a0254359_0192576.jpg


素数展
    『月の詩人とツェノンの涙』

無事に終えることができました。
ブログをみてくださった方、本当にありがとうございます。


会場に来てくださった方も、本当に、本当にありがとうございました!


まだまだ未熟なのですが、今回のテーマでやりたいことがなんとなく
つかめた気がします。
まだまだこれから成長できるように頑張ります。

これからもよろしくお願いいたします…
また、幻日画廊(下記リンクあり)でいつの間にやらメンバーさんが
50人を超えていたので、記念にクリスマス展示会なんかをしようかなんて、
考えております。企画はのんびりになりますが…


                   









***

素数展 展示は終わってもブログは残る_a0254359_021299.jpg


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(無料ダウンロードサイトにイラスト投稿をしたものを貼り付けているため、
画像にロゴマークが載っております)


コーヒーとドーナツ



(nodeq material 番外編)
ちょっと、一休みしていきたいような気分です。でも仕事も毎日あり、イラストもこのような
感じで増やしており、またようやく落ち着いたので頼まれていたイラストをもっと書こうと
思っています。あ、なんの考えもなく描いたコーヒーカップとドーナツですが、数学では両者は同じだと
いう考えがあるそうでそれをトポロジーというのだそうです。
なにを言いたいのかわからなくなってきたので、この辺で休みます。
ではではまた^^



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# by Eric-aceae | 2015-10-13 00:36 | news
素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に
Poor Pear's Peel によるグループ展のお知らせです。

素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に_a0254359_242157.jpg

素数展
    『月の詩人とツェノンの涙』

9月29日~10月11日
12時~20時(最終日17時まで)

高円寺 レンタルボックス Too-ticki

素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に_a0254359_2431244.jpg



                                    



その伝説を闢いてみよう。
ΔTribeに同期する。
集まったセナークル(詩人)は、1本ずつの柱に架空の物語を素敵に塗布する。
その度に青い夜は色を深くする。
柱の記憶が金色の文字で浮かび上がる。
ところが17本目、案内人のDが、次の話者であるGに声を掛けた。
「Arretez!」
πの後はρが来る筈である。なのにそれはδ、既に語ったδだった。
個別化できるなら似て非なるを見分けられる筈。神の仕掛けたエスプリ=遊びが始まった。
これがユリシーズの涙(ツェノンの涙)である。
1本毎にまるで魔方陣のように、音もなく入れ替わる柱。
語り終えた時、エラトステネスの篩を抜けて、幻の過去へと同期する――
最大素数の扉が開き、音が聴こえてくるという。二重の輪が回転を始めた。



(story 藤井 馥)







素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に_a0254359_2422174.jpg

14
たった一度の
あの火山から
閉じ込められた
ものがたりを
今夜も月が
みおろして


素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に_a0254359_2422465.jpg

15
幽霊のような
昼の月
明るい太陽
のどかな
月の白日夢を見る


素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に_a0254359_2422839.jpg

16
カクテル・ムーン
尖った月を
グラスに入れて
キュッと濃い
ジンを注ぐ
ほろ苦い
お酒の出来上がり


素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に_a0254359_2423361.jpg

17
月は水の中
旅人は
答えを見つける
鍵を
あと少しのところで
水面で笑う
満月が
秘密を隠して



素数展 29も11も、実は素数だったという偶然に_a0254359_2495289.jpg


                                  (penta作 『定本 青猫』写真集 )


ここまでのお話は、前回の記事を読んでいただけるとわかります…

というわけで、お話は今回で終りました。でも読んだ後に、なんとなく続いている感……
とにかく、物語を柱に語ったあの人たちは、途中から何かを間違えてしまって
もう一度振り返ることになったようです。そんなわけで、私たちもまた物語の初めに
立ち返って読み返す……素数は無限にあるようですが、そんな無限の中に
取り込まれていくような感じが私にはしました。

絵についている言葉はそんな気持ちで物語を感じられるようなイメージで描きました。
それから、今回の月の詩人に会う詩人Sさんは、あの……お方でした。
文章に出てくる
「ある時ぼくは、ぼくの書いたスコアを元に写真を撮ったという娘の卒業制作展に行った。」
というところにあるのが、上にある写真集です。pentaの実際の卒業制作で、
『定本 青猫』を写真で表現してみるという作品を置いてあります。
販売もしたのですが……製本は私がした、なんともハンドメイドな作品です。

とてもとても、自分の説明では言い切れないのですが、来場していただいた方に
自由に想像を膨らませながら楽しんでいただけたら幸いです。

あっという間に金曜日を迎えます。今回はどうしても会場に行くことができず、
日曜日の搬出もpentaに任せてしまうのですが、仕事でお世話になった方に
「月と太陽」と「太陽と月」の絵を購入していただきました。
本当にありがとうございます!!

作品は、またCreemaやART-Meterで販売できたらと考えております。
今度はpantaのオブジェも販売していきたいです…(小声)

あと三日になりました。
始まった29日も、終わりの11日も、13日の金曜日も(関係ないけど)素数です。
実はグループ展の素数展も、なんとなく私が素数が好きだからつけてます。
とても奇妙なグループ展の模様をお届けしました。
後は会場でどんな出会いがあるのか、想像したいと思います。


よろしくお願いいたします!







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# by Eric-aceae | 2015-10-09 03:18 | news
素数展のお休みの日 月にまつわるヒミツ
Poor Pear's Peel によるグループ展のお知らせです。

素数展のお休みの日 月にまつわるヒミツ_a0254359_18492521.jpg



素数展のお休みの日 月にまつわるヒミツ_a0254359_1849196.gif
素数展
    『月の詩人とツェノンの涙』

9月29日~10月11日
12時~20時(最終日17時まで)

高円寺 レンタルボックス Too-ticki






                                    


その廃墟には、月のことばに懸かる数の石の柱がある。
総数からそれを個別化し、各柱ごと固有の物語を語れば伝説は闢くという。
(それは文字の数か?――127とプリニウスは云うが)
寸分違わぬ同様の柱を個別化できれば、廃墟に意思が蘇る。
廃墟は、或る"時"と同期して、その石廊へ佇む旅人をその"時"へ誘うという。
ただ一度、伝説の片隅で起きたという奇跡の直前へ。
旅人は、その実検のギャラリーとなれる。

望月が氷を湛えて淡く潤むのは、中空が水で満ちているから。
宇宙は月で精製された"水"が溢れて零れて出来た。
星たちはその子供、溢れた折の渦巻く泡(ボイド)が、形を成したもの。
地球も一つの泡だった。
月は母である。
ぼくたちは何処から来て、何処へ行くのか――
精製の記憶へ辿り着けば、吾を識り、吾を息むことが出来る

月の中空、その羊水の記憶に浮かび自らを息めること。
平面が立体へと立ち上がってゆく、その時を待つ。
そうこの狂信的集団(Δ-デルタ-Tribe)は考えた。
水に満ちる宇宙を観て、自らが泡となるレイフォスフロート
自らが一粒の音となり、まるで最大素数の外へと位相する。
月の鼠が逃げ出す奇跡の夜に――


(story 藤井 馥)



素数展のお休みの日 月にまつわるヒミツ_a0254359_18493798.jpg

11
月の表面には
生命誕生の泡が
まだ見えるかもしれない


素数展のお休みの日 月にまつわるヒミツ_a0254359_18494325.jpg

12
トオイセカイとも
いえるほど先の
未来の月
寝静まった夜
変わらない
輪郭のように


素数展のお休みの日 月にまつわるヒミツ_a0254359_18495334.jpg

13
月の神殿
あるてみす
詩人と
神話
廃墟
すてきな
すてきな
ものがたり



素数展のお休みの日 月にまつわるヒミツ_a0254359_185052100.jpg

                                    (penta作 Δ-デルタ-Tribe )





物語りもあともう少しで終わります。ブログでは大きく四つの部分に分けていますが、
会場のリーフレットは表裏に載せています。
はじめの物語の前半
は詩人のSさんの幽霊が、都内の庭園をさまよっているうちに月の詩人らしい老人に
出会います。

後半は、その老人から聞いたある伝説の話。とあるグループ(セナークルという)の
仲間13人が不思議な旅を目指したという物語、そこに招待されるS。
しかし、その旅には特別な方法が必要で、あることをしなければならないらしい…

そして今回は、伝説となった「ツェノンの涙」の前半です。

実は、私たちにも難しいお話なので謎だらけですが、その雰囲気が
絵や立体作品でより伝われば幸いです。
日曜日は、仕事で大変お世話になった方に5番目の絵を購入していただけました。

明日からまた展示の残りの期間です。
多くの人に見ていただけてとても励みになっています。
ありがとうございます!!


よろしくお願いいたします!







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# by Eric-aceae | 2015-10-05 19:20 | news
素数展の出会い―月の詩人とは―
Poor Pear's Peel によるグループ展のお知らせです。

素数展の出会い―月の詩人とは―_a0254359_1203914.jpg


素数展
    『月の詩人とツェノンの涙』

9月29日~10月11日
12時~20時(最終日17時まで)

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素数展の出会い―月の詩人とは―_a0254359_1184057.jpg



「Sが語った話は、まるで唐突な、まるで『どんぐりと山猫』的な印象だった。
あるところで“月の詩人”と名乗るヘンな老人と出会った。促されるままに招待状を(彼は招聘状だというが、もらった方はさぞ驚いたろう。半ば強引な、意味不明の招待状。
『教養のないアイデアも、アイデアのない教養もダメだ』、彼の口癖にボクも賛同するが、時に彼の突飛な行動は、ボクに軽いvertigeを起こさせる)
それに集まった粋人たちが、もはや酔客の方が適当だろう、第Ⅳセナークルを形成する。
そしてそれがコンタクトを試みる。つまり旅の舟に乗るのだ。
BCの深い頃、師の影を追って同期を試みた13人の弟子たちが忽然と姿を消した。
“ネキュイアの眠り”と云われる伝説だ。この舟は現在-いま-に漂うという。
そして同じく師の光を探した13人の弟子たち、仲間の家の二階で(ここがセナークルと呼ばれた)敬虔な祈りを捧げた。
そして時代は動乱の19世紀、ただ愛の深い、物語が好きで蝶を追うことの好きだった男の下に芸術家たちが集まった。男は政治が下手だったために孤独の中で目を閉じた。
男は一冊の本になりたかった。
彼の温かな炉辺語りに再び子供の様に膝を囲みたいと、無垢な動機を取り戻した13人の門人たちは、閾-しきみ-を越える手段を探した。
図書館の夜――。男が館長を務めた図書館の奥深くで、彼らは一羽の大鴉と出会う。
歴史の水先に必ず現れる数を食べるカラスである。名をレーブンという。またはリリスと。
そして本が、つまり図書館が“時”を越えるワームホールであると知る。
ガタガタと書架が震えた。軽い眩暈がタイトルの載る背中を小口に変えていた。
そして――

Sが云った。『いいところまで行ったんだが彼らは間違えた、なぜだか分かるかい?』

アルスナル → アレクサンドリアのセムイオン → エフェソスのセルシウス
月の女神アルテミスの守る遺跡の図書館を出て、彼らはクレテス通り、バシリカを見ながら、
大劇場、ハーバーストリート、マーケットアゴラへと向かう。
大プリニウスの認めた127本あるという石柱の、中から任意に“ある本数”選び出し、

『動機が分からなくなったら素数に倣って解体してみること』
Sはニヤッと笑って、その種明かしをしてくれた。
(story 藤井 馥)



素数展の出会い―月の詩人とは―_a0254359_1224742.jpg


その後姿は
なにか荘厳な
印象である
祈るように
眠るように
月を眺める


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問題は
梯子が届けばよかったのに
まだ素数が足りない
まだ
物語が足りない

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10
湖面に浮かぶ月と
それを見下ろす月
どちらも真実である
このおはなしも







ますます謎が深まる物語の続きを載せました。
物語はボスが書いているのですが、ちょっと自分たちも消化できているかと^^;
前回の記事の詩人のSさんとは、とても有名なあの、『青猫』を書いた方のことです……
そして、その『青猫』も今回の展示に深く関わりがあります。そんなところもまた
今度の記事でお話しできたらと思います。

私の絵も半分、掲載できました。これからのお話と合わせて見ていただきたいと思います。
いつも見に来てくださり、ありがとうございます!
トゥーティッキさんでもようやくお知らせをしていただき、ひっそりこっそりとで
なくなり心もすっきりしております。

高円寺までお越しの際は、是非お立ち寄り下さい^^
(会場の関係で、メンバーがいることはできません。でも嬉しいです。)
よろしくお願いいたします!







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# by Eric-aceae | 2015-10-04 01:32 | news
素数展は続くよどこまでも 物語りも
Poor Pear's Peel によるグループ展のお知らせです。

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素数展
    『月の詩人とツェノンの涙』

9月29日~10月11日
12時~20時(最終日17時まで)

高円寺 レンタルボックス Too-ticki

                                    (penta作 「詩人のS」)
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今はまた漂泊してさてどこへ行ったのか、
    友人Sの呟きから聞いて欲しい――


「仮にぼくをSとしよう。
ぼくは死ねなかった男。いや、死ななかった男。世の中には、そんな諦めの悪い夢見がちな人間が大勢いるものだ。
人は恨みで死なないのではない。それを心残りというなら、読みかけの小説をしかも掉尾にかかった小説を止められないのに似ている。そしてそれは夢である――。
ある時ぼくは、ぼくの書いたスコアを元に写真を撮ったという娘の卒業制作展に行った。そう、影はこう自立して生きるものかと、よい心持でフラフラと帰り道へ出た。大好きな温かい45億年前の月が出ていた。誘われるままに塀を跨いで(実体などないのだからぼくには容易いことだ)海に近い或る都立公園へ入った。茶室を建てようとした名残だという奇妙な石柱の立つ公園だ。その傍らの大きな池にホラ、玉兎が映って。ぼくはアンデルセンになってその友人と話そうと水面へ近づいた。するとそこに、ひとりの老人が立っていた。
『いい夜ですね。浮かれ者は、月の表で影と出会う。こんな池の面で友達と、友達の詩人とね』
  月に浮かれて飛び出た影は、月の面で誰と逢う――
これは、その老人に聞いた話である。大きな、大きな、その老人に」

それはレーブンさんだったのかもしれない……。

(story 藤井 馥)



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物語の双子
片方は
片方を真似て
月と地球
古い本に
載っていたおはなし


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昼間の月は
どこか
のんびりしすぎている
出番を待つ
司会者のように



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あの月から来たのか
クリアな思想に満ちた
異国を思う
古代の図書館や
灯台のある
神話の場所を







お話を少しだけ抜粋しました。絵の下の文は私が書いたもので、絵の裏にも描かれています。
テーマの物語はもっと長いので続きはまた次回に……
展示はまだまだ続きますので、今後ともよろしくお願いいたします^^

相変わらずひっそりとしているので、情報共有してくださった方、本当にありがとうございました!
ブログを見てくださったかたも本当にありがとうございます!!





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# by Eric-aceae | 2015-10-02 02:07 | news